2002年4月アーカイブ

作成:2002.4.21
修正:2002.4.24

Adobe GoLive 6 にアップグレードしました。

便利な機能追加もあるのですが... しかし、これはかなり品質が悪いと思われます。


まず、最初の起動から問題です。 非常に時間がかかります。 これは Adobe のテクニカルソリューションデータベースに載っている問題です。 しかし、そこに載っている情報は役に立ちません...

情報に従って作業を行うと、確かに起動が早くなります。 この作業で、間接的にデフォルトエンコーディングが欧文になる事がポイントのようです。 ですから、そんなに面倒な作業をしなくても、環境設定でデフォルトエンコーディングを欧文に変えるだけで良いのです。

テクニカルソリューションデータベースの情報は更新されました。 起動時間を短縮したい場合には、環境設定でデフォルトエンコーディングを Shift_JIS 以外に設定する。 Shift_JIS の設定でも起動に時間がかかるが、正常に動作する。 という説明になりました。

本当に正常だと言えるのでしょうか?? かなり疑問ですね。

もちろんそれでは根本的な解決になりません。 根本的な解決を行ってもらえるのでしょうか...? その様な点についても記述しておいてほしいですね。

この問題は、起動してみればすぐにわかることなのに、なぜ修正できなかったのでしょうか?


環境設定で、デフォルトエンコーディングを変更した後に GoLive を起動し直すと必ず起動の途中で落ちるようです。 それ以外の設定変更でも落ちることがあるような気がしますが、そこまでは確認していません。


バージョン6からデフォルトの文字サイズが変わり、大きく表示されるようになってしまいました。

この問題に対する解決方法もテクニカルソリューションデータベースに載っています。 その方法は環境設定でフォントサイズを小さく変更するというものです。 しかし、それでは例えば、表示パレットで Navigator 4 Mac のプロファイルに切り替えた時に文字が小さくなり過ぎます。

そこで、Web 設定の中にあるブラウザのプロファイル設定を変えようと考えました。 しかし、ここは触れてはならない機能のようです。

ヘルプメニューにある GoLive ヘルプに記述されている手順に従って新たなプロファイルを作成して設定を行うと設定はできるのですが、その設定がどこにも保存されていないようなのです。 ですので、GoLive を起動し直すと設定した内容は失われています。

既存の設定で、ルートの設定を変えるだけでも正常な動作をしないようでした。

とにかくここは全く機能しないと思った方がよさそうです。

ヘルプを見ていて気付いたのですが、何故か GoLive の事を Photoshop と記述されているところが何ケ所かありました。


スタイルシートを編集する時のインスペクタパレット表示がとても怪しいのです。

 Adobe GoLive 6 スタイルシート インスペクタ

2段に同じアイコンが並んでいます。 しかもこのように矛盾した表示にもなります。

これもすぐにわかるはずの問題ですよね。


他にも動作の不安定さがあります。

他のアプリケーションにも悪影響を及ぼしているような気も...??


とにかく、これはひどすぎると思います。 Adobe さんなんとかしてください!!!