GoLive CS

Adobe GoLive CS にアップグレードしました。

スタイルシートを扱う機能の改良が一番良いところではないかと思います。

まだ少ししか使用していませんが、気付いたことを書きます。

スタイルシート

カーソルのある位置で適用されているスタイルが表示されるのは参考になってよいかなと思いました。

スタイル情報の表示
新規ページを作成した時の状態

スタイルの適用やエディタで、見本が表示されるのも分かりやすくてよいかもしれません。

プレビューでの表示がかなり良くなりました。 しかし、環境設定のフォント設定は反映されず、レイアウトモードとは違う表示になるようです。

レイアウトモードでは、フォント設定のセリフフォントがデフォルトで使用されます。 これを変えることは簡単にはできなそうです? Web 設定のプロファイル設定で指定できそうですが、あの辺りは説明がほとんどない所です。

便利になったと思うのですが、やはりスタイルシートの仕組みが分かっていないと使いこなせないと思います。 GoLive とは別でも良いのですが、もっと誰でも簡単に使えるようなものもできると良いと思うのですが。

カラーマネージメント機能

カラー設定が環境設定とは独立しました。 Photoshop のカラー設定と似ているのですが、どうも扱いが異なるようです。

例えば、作業用として sRGB を指定します。 このとき、sRGB のプロファイルを埋め込んだ JPEG ファイルを表示すると色の変換は行われないようで、sRGB の色で表示されません。

作業用としてディスプレイと同じプロファイルを指定すると、sRGB のプロファイルを埋め込んだ JPEG ファイルは sRGB の色で表示されるようになります。 しかしこの時、表示の基本プロファイルで Windows 用のブラウザを選択すると sRGB への変換が2重に実行されてしまうのだろうと思うのですが、変な色で表示されてしまいます。

どのような使い方を想定しているのかどうもよく分かりません。

アップロード

更新したファイルをアップロードする時の、更新されたファイルの確認がとても速くなったようです。

PDF 出力

html の PDF 化はいまいちです。 レイアウトモードと同様になります。 改善されたプレビューモードのようになればいいと思うのですが。

怪しい動作

前のバージョンが出た時はかなりひどい状態だったので気になりますよね。(苦笑)
まず最初に設定を行う所で、おかしなものを見つけました。

環境設定

一番右の三角です。 クリックしても反応はありません。 スタイルシート編集のウインドウでも同様なものが表示されます。

JavaScript エディタで編集中のインスペクタ表示で、オブジェクトが何もない状態になることがあります。 スクロール位置の制御が問題のようです。 カーソルキーの上下を押すと出てきます。

前のバージョンでもそうなのですが、一番下に行を追加した時にカーソルがウインドウからはみ出して表示されない状態になっても自動的にスクロールしてくれません。 これはとても不便です。 ここが修正されないのは納得できませんね。

動作速度

重いと思います。 特によく使用するテーブルで、マウスクリックによってカーソルを移動する時の反応が遅く感じます。 最近の高速な機種を使用していれば気にならないのかもしれませんが。