アプリケーションの起動
アプリケーションが起動される時に、ときどき次のようなエラーが出ます。「いくつかの項目を開くために必要なアプリケーションが起動中です。アプリケーションが起動するのを待って、それらの項目を使用してください。」
何が原因なのでしょうか...。
プレビュー
動作が非常に重すぎます。 処理に時間がかかるところでそれなりのフィードバックがないので、動いているのか止まってしまったのかわからないという事もあります。 プレビューは使われる場面がいろいろあるので、この重さは改善してほしいですね。基本的には、画像を表示するためのソフトなのでしょうが、PDF を表示する場合には文字列の検索機能も欲しくなります。 Acrobat Reader を使えば良いのでしょうけれど、デフォルトで PDF を扱うアプリケーションはプレビューになっているわけですし。
プレビューで、書き出し機能を使用すると JPEG 2000 フォーマットで保存する事ができます。 これは QuickTime 6 の機能です。 オプションの設定を見ると、リバーシブル(損失なし)という設定があり、これが JPEG 2000 の可逆性圧縮を指定するものだろうと思ったのですが、どうもそうはならないようでした。 別な意味の設定なのでしょうか?
JPEG 2000 は普及して欲しいと思っているのですが、なかなか使われるようになりませんね。 Photoshop も標準で対応してほしいのですが、7 でも対応していなかったのは残念です。
QuickTime 6 も JPEG 2000 対応なのは Mac OS X 版だけなのですよね。 どうしてそういう事をするのだか...。
Sherlock 3
新しい Sherlock は非常に大きく変化したのですが、ほとんど日本語に対応できていなかったのですね。
自動的に更新できるので、準備ができしだい更新されていくという事なのでしょうけれど。 実際に、ほんの少し更新されたようです。
Sherlock に限らず、日本語への対応が悪いところがまだたくさん残っていますね。
印刷機能
UNIX の環境から lpr で印刷できるのですね。 以前からできたのでしょうか?
しかし、やはり日本語は文字化けしました。 /usr/share/cups/charsets/ にあるファイルを変更すれば対応できるのか... きっとそんなに甘くはないのでしょうね。(苦笑)
フォント
中国語用のフォントだと思うのですが、「STHeiti」というフォントにひらがななど日本語の文字も含まれているようです。 文字パレットで、表示を日本語にしている時にもフォントの一覧に出てきます。 これはどのような扱いのフォントなのでしょうか?
Emacs
なぜか使用中に segmentation fault で落ちてしまったり、起動時に illegal instruction が発生して起動できなかったりすることがありました。 なんだか怪しい症状ですよね...。
アプリケーションが異常終了した場合に、~/Library/Logs/CrashReporter/ にログが残るようになっていたのですね。 しかし、emacs はシンボルを抜いてあるのか、ログを見てもどこで落ちているのかわかりませんでした。
システム終了
起動の時間は短くなって良くなったと思いますが、逆に終了の時間は長くなってしまったようです。
/System/Library/StartupItems/ の中に、起動または終了時に実行されるスクリプトが入っています。 このスクリプトの記述が変更されていました。
以前はどうも中途半端だなと思うところがあって怪しい感じがしていました。
10.2 からは起動、終了、再起動という処理がはっきりと分けられて、呼び出せる形になっています。 ただし、まだ古い記述のままになっているものが残っているようなのですが...。
システム終了の時に、ここにあるスクリプトが終了の処理を行うために実行されるようになり、その分、終了に時間がかかるようになったのだと思います。(それ以外にも長くなった理由はあるかもしれませんが。)
OS に内蔵のものは問題ないとして、それ以外にインストールされているものがあり、それが新しいやり方に対応されていないと、システム終了の時間を長くする原因になるかもしれません。 終了の時に、起動時の処理を行ってしまうかもしれないからです。
実際に、自分が作ったものがそうなっていました。(苦笑)
通常 OS 以外のものは、/Library/StartupItems/ の中にインストールされているはずです。