Mail 日本語自動改行パッチ の新しいバージョン 2.1.0 を出しました。
Mac OS X 10.4 に対応しました。 Mac OS X 10.4 に付属する Mail アプリケーションはバージョンが 2.0 になり、大きな変化がありました。 自動改行処理の部分も全く違うものに変更されました。 変更するのであれば、問題を解決してほしいところなのですが、残念ながら解決されていません。
症状が変わりました。 今までは行が長くなりましたが、今度は短くなります。 今までは自分で短く改行する事でも対応できましたが、今度の症状ではそうもいかなくなっています。
パッチの内容も変わり、送信時の文字コードが 日本語(ISO 2022-JP)の場合にのみ処理が変更されるようにしました。 以前に Unicode ブロックの Latin-1 Supplement に含まれる文字も影響を受けるようになってしまうと書きましたが、この問題は回避しました。 もっと簡単なパッチで済まそうかと思ったのですが、それでは問題が多すぎる事がわかったため、やりかたを変更しました。
日本語が1文字短い位置で改行されてしまう問題が残っているのですが、今のところどこでこの関係の処理が行われているのかわかっていません。
Mac OS X 10.4 の Mail アプリケーション関係で、ちょっと気になることを見つけました。
ことえりのヘルプにメールボックスファイルから未知のカタカナ語や複合語、人名などを自動的に学習すると書いてあります。 たぶん、検索用に解析したものを流用するのかと思うのですが。 このとき、迷惑メールの内容まで利用されたら…たくさん来る迷惑メールによく使用されている変な語が学習されてしまうのでしょうか?? (^^;)