このバージョンでも VMware Tools は Solaris Nevada build 77 以降に対応していないようです。 早く対応して欲しいですね。
2008年4月アーカイブ
HG フォントが IPA フォントよりも優先されるように修正されていますね。
Solaris 10 5/08 の方も出ましたが、自分が気になるような変更は少ない気がしました。
起動時のショートカットが利かない問題は解決されないのですね… がっかりです。
初代 Intel iMac などで Aluminum Apple Keyboard を使用する場合に起動時のショートカットが使えないのです。
これは不便なので直してほしいのですけれど、いまだに直らないということは直す気なしなのでしょうね…。
b86 から IPA フォントが含まれるようになりました。 そして HG フォントよりも IPA フォントが優先して使用されるようになってしまっています。 Sayama さんの blog には回避方法も書いてあります。
その方法とは別な、優先順位を変えてしまう方法があります。 優先順位はこのファイルで指定されています。
/etc/fonts/conf.d/65-nonlatin.conf
この中に serif、sans-serif、monospace の3種類が指定されていますので、それぞれ HG フォントを IPA フォントよりも前に書き換えます。
それから、serif、sans-serif に書いてある IPA フォントは何故か等幅のものだけでプロポーショナルのものがありません。 IPA フォントの方を使いたい場合にはそれを直した方がよいと思います。
どうも思うような動きになっていなくて、これが正しい動作なのかもよくわからないのですが、とりあえず自分のやりたい事ができる方法がわかりました。
やりたいことは Osaka bold が指定された場合の表示が汚くなるので使用するフォントを変えてしまう事です。 次のように記述した独自のスタイルシートを用意して Safari の環境設定で指定して使用しています。
@font-face {
font-family: "Osaka";
src: local("Osaka");
}
@font-face {
font-family: "Osaka";
font-weight: bold;
src: local("Lucida Grande");
}
body {
font-family: "Lucida Grande","Hiragino Kaku Gothic Pro";
}
2つ目の @font-face で "Lucida Grande" を指定していますが、これで半角英数は "Lucida Grande" で日本語は "Hiragino Kaku Gothic Pro" にフォールバックされて表示されるようになります。 本当は unicode-range を使用して明示的に指定した方が良いのかもしれませんが面倒なのでやっていません。
bold の時だけ変えたいのですが、最初の @font-face が無いと normal の時もフォントが変わってしまいます。
2つ目の指定では、bold の場合は "Hiragino Kaku Gothic Pro W6" などと指定できた方が思い通りになりそうなのですが、そうすると "Hiragino Kaku Gothic Pro W6" をさらに太らせた表示になってしまいます。
どうなるのが本当なのだかよくわからないですし、思い通りにならないなという感じです。