iPhoto 5 の RAW ファイル対応

iPhoto 5 が出ましたが、気になっていたのは RAW ファイルの扱いです。 その辺りを試してみました。

RAW ファイルも一緒に管理できるようになるのはいいと思います。 しかしとても残念なのは、オリジナルの RAW ファイルを外部エディタで開くことができないところです。 これさえできればとてもいいと思うのですが…。 外部エディタで開くと JPEG ファイルに変換されたものが開かれます。 RAW ファイルを書き出すことはできますが、書き出してから開くのでは手間がかかりますので、直接開きたいところです。

編集の調整機能を使用すると、その調整で RAW からの変換が行われるようです。 ウインドウを閉じて保存するのに時間がかかるので、変換処理をしているのだと思われます。 しかし保存した後も情報表示でフォーマットが RAW と表示されるのは疑問です。 ここは不具合ではないか?と思うのですが??

回転させたものを編集すると回転の向きがおかしくなることもありました。 メニューにある外部エディタで開く機能が常に無効になっているという単純な問題もあります。 この辺はすぐに修正してほしいところです。

RAW から JPEG への変換では Adobe RGB のプロファイルが埋め込まれ、EXIF タグも少なくなりますが埋め込まれます。 画質はいいと思いました。 オリンパス純正ソフトで変換したよりもいい感じです。 色は濃く鮮やかです。 その分、色ノイズが少し目立ちますが。 シャープネスは控えめです。 色は少しぼかして、輝度を少しシャープにするといい感じになると思います。(iPhoto ではできませんが)

RAW ファイルを外部エディタで開けるようにしてほしいですね。

コメント(1)

早速出たバーション 5.0.1 で、外部エディタで開くメニューが使えない問題が修正されていました。